漆金桜の棗買取りました/茶道具・福岡・骨董…
福岡市西区にて茶道具、掛軸や書、銀器や柿右衛門の花瓶などをお預かりいたしました。ありがとうございました。このは若島孝雄さんの作品でとても重厚で煌びやかな蒔絵が特徴の茶道具でした。若島さんは十八歳で輪島塗の世界に入り、塗りの技法の一つ髹漆(きゅうしつ)の人間国宝・赤地友哉にも師事します。一九八三年に日本伝統工芸展に初入選、奨励賞を受賞して以降、十七回入選を果たしました。

蒔絵/茶道具買取

〈経歴〉

昭和10年  輪島市に生まれる

昭和29年  慶塚漆器工房に弟子入り

昭和33年  家業を継いで自営

昭和53年  第12回 全国漆器展 最高賞 農林大臣賞 受賞

昭和58年  第30回 日本伝統工芸展 初入選

日本工芸会 奨励賞 受賞 以来18回入選

昭和59年  石川の伝統工芸展 初入選 以来15回入選

昭和60年  日本伝統漆芸展 初入選 以来17回入選

昭和61年  日本工芸会 正会員認定

平成 6年  第35回 石川の伝統工芸展 石川県知事賞 受賞

平成 8年  石川の伝統工芸展 特待者

平成11年  石川の伝統工芸展 監査委員

平成16年  第45回石川の伝統工芸展 石川の伝統工芸展 石川の伝統工芸特賞 受賞

平成24年  和紙に漆で描くうるし絵を始める

平成27年  満八十歳を期に日本工芸会を退会 自由な立場で製作を続けています。