茶道具の買取/福岡・骨董品…
福岡市東区にて茶道具の茶入れや湯沸かしなど買取り致しました。中国の古い錫製の物が多く時代のある上質なものが多かったので高価買取致しました。ありがとうございました。

茶道具の買取

特に珍しいのは古錫製の純錫園式茶心壺 蔵六居造在銘とありました。共箱付きの古い茶道具でした。蔵六居は三谷大足の次男として生まれ、東奥義塾で洋学を修めます。23歳のとき上京。金子蓑香に篆刻を学び、その後四世浜村蔵六の門下となります。四世蔵六に継嗣がいなかった為請われてその養子となり、明治27年(1894年)5月浜村蔵六を嗣ぎ、永らく向島に住みますが各地を遊歴後、二度にわたって清国を訪問。康有為ら政治家と親交します。また呉昌碩や徐三庚と交わり、その奥義を伝えられています。このため浜村家に代々伝えられた印法が変容したとされるが、四世蔵六のとき代々伝えられた印籍類が火災で焼失したことが原因とも考えられています。初世蔵六以来の最大の印人と称された人です。石印以外にも陶印や金印の制作も巧みでした。印面・鈕形・色彩のすべてに優雅な味わいがあり人気を博した方です。江戸時代から明治時代にかけて活躍した著名な篆刻家で、代々蔵六を襲名しました。蔵六とは、亀の異名で、亀鈕の銅印を所蔵していたことから号とし、銅印は蔵六居伝世の宝印として、代々に伝えられました(現在、東京国立博物館蔵)。

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